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《オンライン開催》アントレセンター特別企画『女性起業家というもの第3弾』講演会

アントレプレナーシップの理解と起業の実践を目的とした本学のアントレセンターにて、オンラインイベント第3弾を開催します。今回は通算13回目のイベント開催となり、アントレプレナーシップについてより理解を深めるため、女性起業家2名を招き、女性起業家ならではの「起業」にまつわる様々な風景について考えていきます。平日の夜間オンライン開催となっておりますので、ご自宅やオフィスからお気軽にご参加ください。


開催日時
19:00〜20:30
会場
オンライン
言語
Japanese
申し込み締切日

対象者
社会人 / 学部生 / 修了生 / 在学生

第一部 基調講演

起業という「風景」について、改めて女性起業家2名をお招きし、考えてみたいと思います。第3弾は「社会貢献」がテーマとなります。 まず、大学在学中にNPOを立ち上げその後十数年に渡りNPOの運営を続けている村田早耶香さんをお招きします。 2人目は本学preMBA修了生であり元警察官で、修了後に岐阜で起業し、今また社会貢献をテーマに新たな取り組みを始めようとしている髙橋良子さんをお招きします。 ビジネスの世界にいるとなかなか触れる機会が少ないNPO領域の起業に焦点を当てて起業について考えたいと思います。 (ファシリテーター 土屋繼)

第二部 パネルディスカッション

本学客員教員 土屋繼と基調講演者2名による「女性起業家の起業風景について」ディスカッション


第一部講演者
認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクト/共同創業者 村田早耶香氏


大学在学中の2001年、東南アジア訪問時に子どもが売られる問題の深刻さを知り、2002年二十歳の時に仲間と共にかものはしプロジェクトを創業。10歳未満の子どもまでもが被害にあっていたカンボジアで、子どもが売られる問題を防止するため、職業訓練と雇用により家庭の収入を向上させる雑貨工房を運営。また、加害者を取り締まるための警察訓練の支援も行う。現在はインドにも活動を広げ、インドのNGOと共に、被害にあった方達が人生を取り戻す支援と子どもが売られない社会の仕組み作りの支援をしている。
2006年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞。2011年 社団法人日本看護協会とジョンソン・エンド・ジョンソン グループ日本法人各社主催、ヘルシー・ソサエティー賞を受賞し、天皇陛下(当時は皇太子殿下)と謁見。2012年 全国日本商工会議所女性会連合会主催 第11回女性起業家大賞優秀賞受賞。2018年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」世界の子供を守る賞を受賞。ウーマン・オブ・ザ・イヤー2回目の受賞となった。


第一部講演者
高橋良子/高橋良子氏

1982年、岐阜県下呂市生まれ。地元の高校を卒業後、2001年から岐阜県警に勤める。警察官を退職後、2018年、岐阜市内で郷土料理専門店を開業。また、福祉事務所にて生活困窮者や母子支援、被害者支援等に携わる。保育士免許。飲食店経営を通じて食品ロス問題と貧困等の福祉の関係について研究中。二児の母で、本学の履修証明プログラム(Pre MBA)を2019年3月に修了。



第二部パネルディスカッション ファシリテーター
名古屋商科大学 客員教員 土屋繼

慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)。米国コンサルティングファーム A.T.カーニーを経て、1999年よりベンチャー業界に従事。パッケージソフトウェア・クライアント端末・半導体・ネットワーク・Webメディア・携帯コンテンツなど、日本市場における広義のIT業界に幅広く関わり、2度のIPOを経験。東証1部上場サイボウズ株式会社子会社代表を経て、2011年よりインテリアデザイン・内装業界に転身し、総合内装会社の代表取締役に就任。2014年に広告代理店大手博報堂の傘下に入り、2016年6月に退任。2016年よりスタートアップ界隈に復帰し、現在、株式会社黒鳥社・株式会社承継代表取締役の他、業界を問わず10社の役員を務める。ビジネスモデル学会プリンシパル。2013年より本学ビジネススクール客員講師、2017年より本学BBA非常勤講師。

アントレセンターとは

アントレセンターではビジネススクールによるインキュベーションを展開しています。MBA教育で培った教育ノウハウや人材ネットワークを活用して、新しいビジネス挑戦する人材を育成するインキュベーターです。特に本学のアントレセンターの特徴は「第二創業」に強い点が注目されています。第二創業とは企業が事業環境の変化に対応して基幹事業とは異なる新たな切り口での製品・サービス・市場を創出することを指します。長寿企業の研究では長期に渡って事業を存続している企業の多くは、事業承継を機会として新規事業に取り組んでいることが明らかになっており、こうした点を意識しながらのアントレ支援を実施します。また、いわゆる一般的な「インキュベーションセンター」や「シェアオフィス」とは一味異なる事業支援となります。事業構想の段階から起業経験やコンサルティング経験豊富な教授陣のみならず働きながら週末にMBA取得を目指す意識の高い参加者との人的ネットワークを構築することが可能です。