税理士事務所勤務
小川昌寿さん
Pre MBA(履修証明)名古屋校 2015年4月入学、2016年3月修了
Tax Accountant Program 2016年4月入学
一般企業を経て、税理士事務所に勤務して16年。
業務では監査を担当し、顧客の税務会計や、企業経営についてコンサルティングを行う。
社会人が通いやすい環境がある
私は静岡県から名古屋商科大学ビジネススクール名古屋校に通っています。授業のある週末には、新幹線を利用して片道1時間30分をかけて通います。一見大変そうに聞こえますが、逆を言えば週末のみ通えばいいので仕事に支障なく通学することができる唯一の方法だと思います。やはり繁忙期などは仕事が終わる時間も遅くなり、平日の夜に継続して学校に通うことは不可能です。週末授業に参加するだけでなく予習や復習もあり大変なことは事実ですが、授業が週末に集中しているのは社会人にとってはありがたい仕組みです。
学校を選ぶ時に「国際認証」がポイントになった
私は税理士資格取得を視野に入れてPreMBA(履修証明)に入学しました。税理士試験免除の申請ができる他校と比較検討し、どの学校に入学するか考えていた時に説明会に参加しました。名古屋商科大学ビジネススクールでは授業運営手法にケースメソッドを採用し、実践力を養う授業内容であることを知り「これは仕事に活かせる」と感じました。そして国際認証を取得していることで高水準で先進的な教育内容であると保証されていることが決め手でした。これから税理士として活躍するために生きた知識を欲しているのに、陳腐化した内容を勉強しても意味がありません。この国際認証は数値で測ることができない教育内容の充実度やレベルの高さ、競争力の高さを確信させてくれました。
名古屋商科大学ビジネススクールではTax Accountant Programに所属しながらも努力すればMBAも取得できることが魅力であると思っています。他の大学院ではないことですから、頑張ればそれだけのものを得ることができる場だと思います。
顧問先を「選ばれる会社」にするために
税理士業というと法律に従って粛々とお金や税務の処理をしていくイメージがあるかもしれません。たしかに税務や会計は法律を厳守するべきものですが、経営は自由なものです。
私たちの顧客である企業経営者に対してのアドバイスが「税務会計の法律はこうです」の一言で終わってしまうだけでなく「こんな経営のアイデアはどうでしょうか?」と提案できるようになりたいと思っています。税理士はモノやサービスを直接的に提供するのことはできませんので、経営者のビジネスチャンスのきっかけ作りを意識しています。顧問先企業に「選ばれる会社になろう」というポスターを貼ってもらっているのですが、私たちは顧問先のまたその先の顧客も見据えたアドバイスをすることで経営の発展を手助けできると信じています。
実務に活きている学び
伊藤武彦先生の「ビジネスプレゼンテーション」では、自分の考えを整理し相手に的確に伝えるための手法としてロジックツリーを学びます。これを学んだことにより飛躍的に伝える技術が向上したことを実感しています。また、そのロジックツリーに基づいて相手の話を聞き出すことによって、抜け、漏れなく情報を収集できています。
今は授業で学ぶこと、受講生から知る自分にはない価値観、先生から受ける刺激など、すべてを吸収したいので、自分にかかっているバイアスを無くす努力をしています。一旦すべてを受け入れて、自分なりに噛み砕いて、分からないことがあれば質問することを繰り返して自分を成長させていきます。
PreMBA(履修証明)にご関心をお持ちの方へ |
平日夜間や週末に東京、名古屋、大阪の各キャンパスで説明会を開催しています。お気軽にご参加ください。
また個別でのご相談も随時承っておりますので、ご希望の日程をお知らせください。折返しご連絡いたします。
名古屋商科大学ビジネススクールは、国内初MBAの国際認証(AACSB,AMBA)ダブル取得をしたビジネススクール。双方向ライブ形式のオンライン授業でMBAの基礎が体系的に学べるPreMBA(履修証明)を開講。
取材:2016年1月