2024年度9月大学院学位授与式を挙行しました

9月22日（日）、2024年度9月大学院学位授与式が名古屋キャンパスで挙行され、マネジメント研究科（EMBA/MBA/MiM）103名、会計ファイナンス研究科（MSc）6名の計109名、履修証明生10名が新たな門出を迎えました。

今期のマネジメント研究科の修了生の25%が外国人留学生で、海外提携校から受け入れたDouble Degree Program修了生11名を含む28名（出身国籍：13カ国）が英語プログラム（英語MBA、英語MSc）を修了しました。また、9月に実施する学位記授与式としては初めて、海外から特別来賓をお招きして修了生へのご祝辞をいただきました。式典会場には、民族衣装などの晴れ着を纏った外国人留学生の修了生や先輩・後輩が集い、本学では、毎年、国際色豊かな学位記授与式を挙行しています。

式典では、優秀な成績評価で本学での学修を修めた9名に対し、賞状と記念品が授与されて優良学生表彰が行われました。その後、各研究科代表学生2名に続き、全学生へ学位記およびエンブレムが授与されました。続いて、AACSB認証校で学ぶ優秀な学生が会員として認められるベータ・ガンマ・シグマ(Beta Gamma Sigma)に入会を認められた修了生14名に対して、入会証明書とピンバッジが授与されました。

次に、本学を代表して研究科長から修了生へのお祝いの言葉が述べられた後、この学位記授与式にお招きした特別来賓である中国・浙江大学ビジネススクール元研究科長、同大学のグローバルアントレプレナーシップ研究センター長兼シルクロード起業家育成ネットワーク ディレクターである、Zhongming Wang (王 重鳴) 教授によるお祝辞を賜りました。Wang教授は、「持続可能なキャリアのための能力開発戦略」をメインテーマに語られました。具体的には、世界の高等教育セクターと大学ランキングに関する専門知識とソリューションを提供​​しているQS社が最近発表した、3つの主要な大学の質指標を紹介しながら、持続可能なキャリアと将来の仕事の成功のために必要な3つの戦略について提案がありました。また、名古屋、杭州、その他の世界各都市に共同プラットフォームを設け、生涯学習プログラムとゴールデンコース・シェアリング・プログラムも共同で開始したいという構想にも言及されました。

学位授与式に続いて、屋外へと移動した修了生たちは、優良学生による「Class of 2024, Dismiss !!」の号令を合図に、数多くの試練を乗り越えた学友との「解散」の意味を込めて行う伝統行事のハットトスを行いました。互いの更なる活躍と再会を誓い合う晴れやかな修了生たちの笑顔で、初秋の名古屋キャンパスは彩られていました。