長澤かおりさん
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《最強の環境で、最高の出会いがあります。》 長年、商品開発に携わってきた私の入学の目的は、現業のアウトプットの質を高め、自分自身の揺るがない軸を確立するためでした。ビジネスに必要な思考、知識、言語化...
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Executive MBA
大阪うめきたキャンパスにて、牧田幸裕教授による「Marketing Management」が開講されました。
マーケティングの分析を行うときに、「プロモーションだけ」とか「ポジショニングだけ」に注目した分析が散見されますが、このような分析は、マーケティング全体の整合性がなく、説得力のない分析となってしまいます。この授業では、パーツに注目するのではなく、マーケティング全体の整合性に注目する分析を行います。市場環境の変化から、どういうセグメントをターゲットとしたのか。そのターゲットに刺さるポジショニングの軸は何か。ポジショニングを実現する製品戦略、価格戦略、ターゲットセグメントに最適なチャネル戦略、ポジショニングを最適に表現するプロモーション戦略は何か、マーケティング全体の整合性を重視したケース分析を行います。
ディズニーは1983年に初めての国際展開となる東京ディズニーランドを開設し、世界のテーマパークの中でも最も成功した例となりました。一方で、1992年に開設したディズニー・リゾート・パリは、海外でのディズニー製品の最大消費地・フランスであるにも関わらず、日本の成功に比べると低調な結果でした。授業1日目は、東京・パリでの経験をもとに第三の海外進出先として開設された香港ディズニーランドのケースを用いて、クラスディスカッションを通じて、マーケティング環境分析の理解を深め、幅広く緻密な現状分析を行い戦略を策定することの重要性について学びました。
牧田幸裕教授プロフィール
京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。ハーバード大学経営大学院エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。2003年、日本IBM(旧IBMビジネスコンサルティングサービス)へ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。2006年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科助教授。2007年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科准教授。2012年、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 非常勤講師。2016年、長野市産業振興審議会 副会長。2018年7月より名古屋商科大学大学院教授。著書多数。