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《EMBA》髙木晴夫 教授による Organizational Behavior & Leadership

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6月の週末、東京校では高木晴夫教授による「Organizational Behavior & Leadership」が開講されました。この授業はリーダーシップについて多方面から議論する授業です。


授業概要


多様化の時代にあって、組織もそこで求められるリーダーシップも、多様化の要請に応えねばなりません。変化のスピードが速い環境下において、組織は多様なメンバーで構成され活動していきます。多様化を生き残る重要な要素はイノベーションであり、イノベーションを担う人々こそリーダーシップを体現せねばなりません。そのためのリーダーシップはどのようであるべきかを議論しリーダーシップを学んでいく授業です。全4日間の日程です。


第4日目の授業の紹介


4日目の授業では、集団意思決定におけるコミュニケーションの進行構造はどのようなものかを学びます。
皆さんは、「12人の怒れる男」の映画をご存じでしょうか?1957年にアメリカで制作されたサスペンス映画です。この映画を題材に、人対人のコミュニケーションの進行構造を演習形式で学んでいきます。集団で意思決定する模擬会議を構成し、意思決定を左右するコミュニケーション要素に焦点を当てます。受講生は、グループに分かれ白熱した議論を繰り広げていました。グループ発表においては、意思決定の論点を発表し、受講生同士で質問を投げかけるなど様々な意見が飛び交い活発に議論されていました。

高木晴夫教授のプロフィール

名古屋商科大学ビジネススクール教授、および慶應義塾大学名誉教授。長年にわたりMBA(経営学修士)課程で「組織マネジメント」科目を担当。専門は組織行動学。人が人の集団を動かすための研究を続けており、教育でもその成果を持ち込み、教員と学生による双方向型の活発な授業運営を行う。日本におけるケースメソッドの第一人者として知られている。主な著書に『トヨタはどうやってレクサスを創ったのか』『組織能力のハイブリッド戦略』、訳書に『【新版】組織行動のマネジメント』 (ダイヤモンド社)、監修書に『ケースメソッド教授法入門』(慶應義塾大学出版会)など多数がある。