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《EMBA》Driving Digital Strategy 北原康富教授

#意思決定 #デシジョンマネジメント #戦略オプション #北原康富

名古屋校で開講された北原康富教授の「Driving Digital Strategy」をご紹介します。


EMBA 「Driving Digital Strategy」北原康富教授


グローバル情報化がますます進展する中で、経営環境の不確実性はがいっそう大きくなっています。また、国境や文化を超えた組織での意思決定をする機会も増大しています。北原教授の授業では、ビジネスにおける意思決定、特に戦略意思決定に着目し、組織で戦略を策定する方法として意思決定マネジメント法を取り上げます。これはスタンフォード大学のハワード博士が考案した方法論であり、意思決定理論と不確実性を含めた定量評価法を組み合わせています。授業では、デシジョンマネジメント法をケースに適用し、実経験に近いシミュレーションやディスカッションを通じて、実務における応用ができるようにすると共に、意思決定のフレーム、選択肢の設計、不可確実性下の意思決定、集団の意思決定など、経営意思決定に関連する諸理論を理解します。


ビジネスにおける意思決定


Executive MBAのプログラムの一つであるDriving Digital Strategyは、ビジネスにおける意思決定、特に戦略意思決定に着目し、組織で戦略を策定する方法として意思決定マネジメント法を取り上げます。
授業1日目は、ケースをもとに、”JV(ジョイントベンチャー)はなぜつくられたのか?”日系と外資系企業それぞれの価値観や感覚を用いた視点から意見を出し合い、その意見を北原先生のファシリテートのもと、深掘りし理解を深めていきました。また、受講生同士でも自身の経験談を元に話し合いがなされる姿も見受けられました。


北原康富教授のプロフィール
専門:意思決定、クリエイティブ・シンキング、アントレプレナーシップ
日米のコンピュータメーカーにてSE及びマネジメントコンサルタントとして活動後、ITベンチャー日本インテグラート株式会社を設立し、グループコミュニケーションおよび戦略意思決定の領域において、理論・ソフトウェアの研究開発、および教育・コンサルティングなどを行う。戦略意思決定の分野では、新規事業や開発プロジェクトに対する事業価値やリスクの価値評価やシミュレーションに取組む。ペンシルバニア大学ウォートン経営大学院マクミラン教授研究室にて、同教授考案のベンチャー戦略策定方法論(DDP)を学習・支援するソフトを開発。また、事業価値評価、戦略意思決定、イノベーションと創造性、チームワークなどの分野で、多くの企業研修の実績を有する。その傍ら、早稲田大学アジア太平洋研究科にて、動的な財務モデルを用いた視覚的な操作が、事業計画における意思決定の品質に与える作用を研究。