長澤かおりさん
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《最強の環境で、最高の出会いがあります。》 長年、商品開発に携わってきた私の入学の目的は、現業のアウトプットの質を高め、自分自身の揺るがない軸を確立するためでした。ビジネスに必要な思考、知識、言語化...
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Executive MBA
小河光生客員教授によるEMBA「Designing Organizations」をご紹介します。
本授業では、組織論の基本的な理解から始め、組織を現実の経営の中で設計・活用する手法・考え方を学び、組織活性化をはかる具体的手法、社員と組織のエンゲージメントの強化、社員の働くモチベーションを向上する考え方を学びます。
2日目のテーマは、ピラミッド型組織とフラット型組織を比較検討し、ぞれぞれの組織構造のメリットとデメリットを理解することでした。組織の目的やあり方に応じてあるべき組織は異なります。様々なケースに記載されているそれぞれ具体的な事例に基づいてクラスディスカッションを行い、組織形態の違いがメンバーのパフォーマンスにどの様な変化を生じさせるのかを学びました。さらに、組織風土に関する別のケースからは、組織風土の形成や熟成、組織風土の変革やその手法について検討しました。そのディスカッションの中で小河光生先生から、美容部員が顔に手術跡やアザなどが気になる女性にメーキャップを行う資生堂の取り組みが紹介され、CSR活動や企業倫理のみならず、社員一人ひとりが自社ならびに業務へのエンゲージメントを高めることが組織風土にもたらす効用についても検討しました。こうしたケースディスカッションを通じて、受講生は組織形態や組織風土に関する理論とその実践を学び、改めて自分自身や自社のことに置き換えながら、自社の企業価値を高める組織デザインについて考える時間となっていた様でした。
小河光生客員教授のプロフィール
(株)クレイグ・コンサルティング 代表取締役
1964年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手自動車関連メーカーを経て、1991年にピッツバーグ大学経営学修士(MBA)取得。同年、三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に入社し、経営コンサルティング部門の立ち上げに携わる。2000年にPwCコンサルティングに移籍。戦略コンサルティング部門の立ち上げに従事。2004年に独立し、株式会社クレイグ・コンサルティングを設立、現在に至る。組織論・人材活性化論が専門分野。おもな著書に『CSR 企業価値をどう高めるか』(日本経済新聞社=共著)、『分社経営』(ダイヤモンド社)、『戦略コンサルタントビジネス・スキル・ブック』(東洋経済新報社)、『図解持株会社とグループ経営』(同)、など。