EMBA × 任天堂《Strategic Thinking》

2021/04/15 Thu #EMBA #MBA #長沢雄次 #戦略的思考 #戦略視点

名古屋商科大学ビジネススクールでは、2021年度春学期の全キャンパスの授業が4月10日スタートしました。今回は、名古屋校で開講された「Strategic Thinking」の初日の授業をご紹介します。本授業担当教員は、受講生による授業の満足度調査で高い評価を受け、Outstanding Teaching Awardを9年連続受賞されている長沢雄次教授です。

一世を風靡したファミコンの成功理由とは

本授業では、市場分析や企画提案、プレゼンテーションなど「考えて伝える」ための基礎となる論理的思考力を養うことを目的としています。特に、論理的思考に最も必要な戦略と戦略的思考を中心に学んでいきます。

初日の授業では、世界中の子供たちを魅惑し、そのライフスタイルをも変えてしまった任天堂のファミコンが取り上げられているケースを読み解き、任天堂のファミコンの成功理由を戦略の観点から議論が展開され、｢戦略思考とは何か？｣について考えていきました。さらに、ゲームセンター業界における壮絶な競争の中で各社はどのように競合と対抗したのかについて、市場環境と競合環境の変化に戦略を対応させるダイナミズムについての活発な議論を通して、徹底的な検証が行われました。本授業がEMBA初めての授業となった新入生からは、緊張したという声もありましたが、その表情からは明日の授業への意気込みが感じられました。

感染防止対策について

入館時の消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを保った1席空けての着席、また、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業を運営しております。