長澤かおりさん
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《最強の環境で、最高の出会いがあります。》 長年、商品開発に携わってきた私の入学の目的は、現業のアウトプットの質を高め、自分自身の揺るがない軸を確立するためでした。ビジネスに必要な思考、知識、言語化...
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Executive MBA
名古屋商科大学ビジネススクール名古屋キャンパスでは11/7,8,14,15の日程で、Executive MBAの講義「Global Managing in the Information Age(情報時代の戦略マネジメント)」が行われています。
担当の北原康富教授は、早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程修了。日米のコンピュータメーカにてシステムエンジニア及びマネジメントコンサルタントとして活動後、ITベンチャー“日本インテグラート株式会社”を設立されました。創業以来、グループコミュニケーションおよび戦略意思決定の2つの領域において、理論・ソフトウェアの研究開発、およびコンサルティングなどを行われ、開発したグループウェア「ウェブハロー」は、ビジネスソフトで初めてのグッドデザイン賞を受賞されています。
グローバル情報化がますます進展する中、国境や文化を超えた組織で意思決定をする機会も増えています。本講義では、ビジネスにおける意思決定、特に戦略的意思決定に着目します。組織で戦略を策定する方法として、《意思決定マネジメント法》をケースに適用し、実経験に近いシミュレーションやディスカッションを通じて学んでいきます。実務における応用ができるようにすると共に、意思決定のフレーム、選択肢の設計、不可確実性下の意思決定、集団の意思決定など、経営意思決定に関連する諸理論を理解します。
意思決定マネジメント法とは。。。
Strategic Decision Management(戦略意思決定手法、SDM)とも言われ、1960年代に米国スタンフォード大学のロナルド・ハワード教授によって考案された方法論です。意思決定理論と不確実性を含めた言語や文化に依存しない量による評価である、定量評価法を組み合わせています。汎用性があり、グローバルな組織における意思決定に効果を発揮します。
講義初日のイントロダクションとして、上記テーマに基づいた、全体討議を行っておりました。続いてケースをもとに、経営における重要な意思決定を、個人の意思決定と組織の意思決定において、それらはどんな共通点があり、どんな違いがあるのか、などを討議し深堀りしました。
今回は使用ケース「経営者の決断2014」の著者である本学卒業生を、ゲストスピーカーとして招いており、ご本人よりケースのお話しをお聞きすることで、よりケースの理解を深められる良い機会となりました。
「どのような意思決定を行うか」をテーマにしたクラス討論は、様々な意見が飛び交う白熱した議論となりました。そこからも分かるように、全員一致で納得できる意思決定を下す事は大変厳しく、ましてや経営会議などのビジネスの場での意思決定は極めて厳しい事がわかります。
実際の経験に近いシミュレーションやディスカッションを通じて、《意思決定》についてを学修することで、実務で応用できるスキル習得を目指します。