佐々木 宏さん
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ケースメソッドによる経営・ファイナンスの学びを活かして実践的なスキルを養い、社内でのキャリアチェンジを成し遂げました。かねてより希望していた経営に関わる部署にて、主体的に経営層への提言を行うように...
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Executive MBA
多種多様なモノや情報に溢れ、あらゆるものが陳腐化する現代社会。新しい知識や既存の知識の組み合わせによって新たな価値をもたらす『イノベーションを起こすためのアイディア』は今まで以上にその重要性を増しています。イノベーションを事業として成立させる上では、そのアイデアの潜在的価値のみならず、経営者らが事業化に関する充分な知見を備えることが重要だと考えられます。
本講義では事業ポートフォリオの構築、新たな市場への事業拡大の方法、リスク管理などといったイノベーションを事業化する上で必要なノウハウを企業の実例やデータを利用しながら学びます。
リスク管理の手法として、リスクマップとバリューポートフォリオの二つが紹介されました。
リスクマップとは、影響度と発生頻度の二つの軸から作られるマップに、想定される様々なリスクをプロットすることでその全体像を把握する手法です。具体的には影響は大きいが、発生頻度は低い。影響は小さいが、発生頻度は高い。などのリスクの特徴に応じてマップ上に配置します。この手法は新たな事業を始めるか否か?という事業開始以前の意思決定に際して特に有用です。
バリューポートフォリオとは、ビジョンとの整合性とROIなどの利益指標の二つの軸を利用して、各事業を本命事業=ビジョンとの整合性も利益指標も高い、課題事業=ビジョンとの整合性は高いが、利益指標は低い。などその性質に応じて分類する手法です。この手法は現在抱えている事業をいかに進めていくかという事業開始以後の意思決定を考慮する上で有用です。
今後も東京校では多くのイベントをご用意しております。興味をお持ちの方は是非ご参加ください。概要はこちら。