情報機器メーカー勤務
村上 直樹さん
マネジメント研究科(修士課程)General Manager Program 大阪
2013年9月入学 / 2015年9月卒業
2009年慶應義塾大学法学部卒業後、情報機器メーカーに入社。顧客や商品データをバーコードで自動入力する情報機器を扱う事業部で、自動車部品や医療機器など大手メーカーへの営業などを担当しています。
学び始めて変わったことは?
時間は作るものだということを身をもって感じました。フルタイムで働き土日に大学院に通う生活になってからは、プライベートで買い物に出かけるときも時間の使い方に気を使うようになったほどです。
仕事に対する取り組みはどう変わりましたか?
ケーススタディを通じてさまざまな意思決定パターンを学び、現場がどのようなロジックで動いているのかを理解できるようになりました。そのため以前は感覚的に営業していた部分を、分析的に思考できるようになり、上司や営業先からの信頼度が高まったと感じています。
ケースメソッド授業の魅力は?
自分の仕事や会社のケースに重ねて学んでいると、そういうことか!と腑に落ちる瞬間があって面白いです。自然と分析的思考が磨かれ、入学半年後には会社の営業施策の立案背景がわかるようになり、立案メンバーに加われるようになりました。
学びを通じて得たものは?
一番の学びは自分が所属する組織や社会にどれだけ貢献、価値を提供できるかという視点で物事を考えられるようになったことです。どの科目でもクラスにどれだけ貢献できるかが求められます。個人の貢献は全体の学修を深め、個人へ返ってくるものも確実に大きく深くなります。仕事でも同じことが言えますが言うは易く行うは難しですね。
実務家教員に学ぶ魅力を教えてください。
MBAは理論と実務の架け橋ですので、どちらかに偏りすぎてもならないと考えますが、あくまで実務に役立ってこそ、と強く思っています。多方面の実務家の方からの言葉は全て含蓄に富み、私ならどうするかを常に考えさせられます。
おすすめの科目はありますか?
Business Presentation & Negotiationが、入学して初めての授業だったということもあり、思い出深いです。《売り上げに伸び悩むビール会社におけるマーケット拡大の是非》をプレゼン・議論するという内容でした。日本語で良いのですが、私は英語で発表・質疑応答に挑戦したので印象的です。最終日の個人プレゼンでも、全て英語で行いました。最終的には先生からの英語での鋭い指摘にも対応しなければならないハードワークを経験できました。
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取材:2014年6月