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ファイナンスから身につける思考法「金融業界の民俗誌」

長かった春学期の講義もいよいよ今日をもって最後になります。名古屋商科大学ビジネススクール東京校では、7/25,26,8/1,2の日程で第8回目の講義が行われました。今回はMBAの講義「Financial Market Ethnography」を紹介します。


講義の様子

担当は、ファイナンス、コーポレート・ガバナンス等を専門にしている山田隆教授です。

本学のMBAは、伝統的なMBAに代表的な「経営管理的思考」とは異なる視点で、物事を捉え、新たなビジネスの種を発見する「イノベーション的思考」に重きをおいているプログラムです。

講義はファイナンスの事例を通してビジネス一般に応用できる知識を獲得することがゴールです。ファイナンスは経営戦略論、確率論、社会学など様々な学問分野を横断的に活用するものです。それらの構成要素に触れていくことで、一面的ではない知識の構築を目指します。

一見難しそうですが、ゲームによる「体感」で知識の定着を図っていきます。
講義3日目は「貿易ゲーム」を行いました。先進国、新興国、発展途上国に分かれ、与えられた技術や資源で製品を生産。最終的にどの国が最も「1人あたりGDP」が高いか、を競います。各グループは製品として紙で「丸の図形」「三角の図形」などを作っていきますが、先進国には資源(=紙)がなく、発展途上国には技術(=はさみなど)がありません。このなかでいかに効率良く生産し、お金を生み出すか、というのがゲームの醍醐味です。学生は教室の中を歩き回り、「輸出入」「外交」「技術革新」などの工夫も図りながら、「GDPの最大化」に向けて奮闘しました。

↓楽しみながら知識を身につけたい人は↓
斬新で新たな価値を生み出す人材を目指すMBA

☆週末には各キャンパスで開講されている講義をご見学いただけます。
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