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MSc in Taxation

オンライン授業《税理士養成課程》松田和久教授による「Income Tax Law」

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オンライン授業での松田和久教授による「Income Tax Law」をご紹介します。


「Income Tax Law」松田和久教授


松田和久教授による税理士養成課程「Income Tax Law」がオンライン授業にて開講されました。個人の所得に対して課せられる租税であり、法人の所得に課される法人税と並んで代表的な存在である所得税を学び、税務のプロフェッショナルとして実務に必要な意思決定力と問題解決力を学びます。

税務のプロフェッショナル


「Income Tax Law」松田和久教授

授業1日目は、所得税とはどのような税金か、どのような種類があるかなど、所得税について全体の流れを把握していきます。また、今回ケースは、「歯科医師親子共同経営事件」を取り上げました。父が歯科医として経営している歯科医院に、息子が歯科医師となったため父の歯科医院で働き始め、収益と費用を父子で折半して確定申告をした場合にそれが認められるか、同医院で発生した収入は父に帰属するのか、それとも2人に帰属するのか、という所得税法で争われたケースです。受講生たちは、本ケースから導かれる「事業所得の人的帰属」に係る具体的判断の要素についてや所得税法上の課税物件(課税対象)の帰属について具体的に議論していきました。松田先生は、複雑な税法の中で知識だけではなく注意力、気づきが重要であるためテキストを使うだけではなく、様々な例をあげ受講生たちに多くの問いかけをしていました。受講生たちは意見の共有をしながら実践スキルを養います。

松田 和久教授プロフィール

青山学院大学法学部卒業の後、名古屋国税局で国税調査官として勤務。その後、名古屋商科大学大学院経済情報学研究科修了。1997年により名古屋商科大学に着任。現在は、名古屋商科大学商学学部教授、名古屋商科大学大学院会計ファイナンス研究科担当。税理士事務所代表。専門は、租税法学、公法学。