探究的な学び × ケースメソッド
本著では、MBAのメソッドとして定着し、また「ハーバード白熱教室」などで話題となった教育手法「ケースメソッド」のポイントをあらためて解説し、「探究的な学びとは何であるのか」という問いを多方向から考察しながら、探究学習への「ケースメソッド」導入を提案しています。
編著者の一人である竹内教授は、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。大学卒業後、マツダ株式会社勤務ののち、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(修士(経営学))、同大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了(博士(教育学))。2004年ケースメソッド教育研究所代表、2006年株式会社ケースメソッド教育研究所代表取締役。2006年慶應義塾大学大学院経営管理研究科特別研究助手、同講師、特任准教授を経て、2016年徳島文理大学人間生活学部教授、2018年名古屋商科大学大学院マネジメント研究科教授。専門領域はケースメソッド教育で、その探求のための学問バックグランウンドは教育哲学・教育方法学・専門職教育史(高等教育史)・教育経営学・組織行動学・管理会計学と、教育学と経営学の両面からアプローチできる立場にある。ケースメソッド教育の組織導入実績および著書・論文・記事、大学FD出講多数。