F1に学ぶMBAチームマネジメント
まずこの動画を御覧いただき、F1(フォーミュラワン)の60年間の進歩を確認して下さい。一体何が違うでしょうか?驚くほど無駄のない連携プレイで数秒しかかからないピットワークで行われるタイヤ交換に思わずしびれてしまいます。MBAのケースでも取り入れられるサウスウエスト航空は「世界で最も安全な航空会社」にも選定されている優良企業、そのサウスウエスト航空が飛行場に着陸してから離陸までの時間にかかる駐機料(航空会社が空港に支払う料金)を圧縮するためのヒントをF1のピットワークから得たといわれています。F1のピットワークのようなチームワークを機内で実現し、従来1時間以上かかってしまってた準備作業を、なんと10分以内に完了させることに成功しました。100分の1秒を競う最先端のスポーツの行動を観察し、ビジネスに貪欲に取り入れる姿勢、みなさんも挑戦してみませんか?
余談となりますが、この動画をよく見ると、昔はピットイン中にドリンクを飲んでいたのですね(笑)ドライバーは1レースで2〜3リットルの水分を失い、そのままにしておくと足がつるなど筋肉運動に支障をきたすので、今ではドライバーのヘルメットにドリンクを飲むためのチューブが付いていて、F1マシンから水分を補給しながらレース走行できるようになっています。