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EDHECビジネススクール(フランス)のダブルディグリープログラムの留学レポート Vol.2

#フランス #留学 #EDHEC

2017年秋からフランスの提携校EDHECビジネススクールのダブルディグリーに在籍中の古川雄一さん(NUCBマネジメント研究科所属)より留学レポートが届きました。


EDHECの教育システムについて


今回はTI&CDというEDHEC特有のシステムについて紹介します。
TI&CDはTalent Identification & Career Developmentの略で、「個人の能力分析とキャリア開発」を意味します。EDHECが特に力を入れているプログラムで、これを目的として留学してきた学生もいます。能力を分析して外部へアピールするスキルを習得し、修了生のネットワークを活用してインターシップから就職するまでのプログラムで、このプログラムを修了すると単位が付与される仕組みになっています。幾度もの改良と工夫を経てできあがったシステムとのことですが、いくつか印象深いポイントをお伝えいたします。


1. Alumniのデータベースがありタイムリーに検索・コンタクトできる
データベースをデータで管理するために、大変な努力をしているようです。
2.ソフトスキルに重点をおいた能力開発と評価
多くの日本人の方が苦手としていると思いますが、ここにヨーロッパのマネジメント能力の訓練方法と考え方のヒントがあるのではないかと考えられます。ヨーロッパの大企業に就職する際は、同様の評価基準で評価され、採用されるのが通常となっているからです。
3.Assessment のプログラム
ケースを読みプレゼンする能力や履歴書を元に、マンツーマンで教授陣や卒業生、企業のHR担当と個別で面談し、すぐに改善点がフィードバックされます。この活動は高校の就職模擬面接のようにも例えられますが、そのフィードバックとコーチングスキルのレベルの高さはかなり高いもので、このプログラムに多額の費用を投じていることが窺えます。
EDHECビジネススクールでは多くのユニークなプログラムが導入され、必修科目として導入されている点やその実践的内容からヨーロッパでマネージャーとして活躍するために必要な訓練ができる点が魅力です。


名古屋商科大学ビジネススクールのダブルディグリープログラム


名古屋商科大学ビジネススクールでは、現在カナダ・フランス・ドイツ・ペルーの海外提携校9校でダブルディグリーの取得が可能です。ダブルディグリーとは提携するビジネススクールと本学にて1年ずつ学び、2年間で両ビジネススクールの修士号を取得することを目指す先進的な履修制度です。授業料は本学2年間分のみで留学先の授業料は免除されます。またダブルディグリーのほか、短期交換留学も多数ご案内しております。