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IMD(スイス)への留学参加レポート2014 前川拓滋さん

#スイス #IMD

本学では、リーダーシップ教育で世界的に著名なIMDで行われる6日間の短期集中MBA(OWP)への参加を支援しています。

2014年6月参加レポート

2014年6月15日から20日までIMDのOrchestrating Winning Performanceに参加した。
ちょうど参加した時期はIMDのあるスイスのローザンヌの街はワールドカップ期間で大変に活気があった。目の前にはレマン湖が広がり、対岸にはフランスのエビアンを望む。
IMDでは期間中は8時前から21時過ぎまでアクティビティがあり、タフだがあっという間の刺激的な一週間であった。
世界のエグゼクティブから構成される参加者はポテンシャルが高く、すぐに核心の議論に辿り着いていた。しかしながらよくよく話を聞いてみると表面的にしか理解していなかったり、将来を考えずに現状のイメージだけで選択をするというトラップに陥ったりしていた。具体的には、ジョイントベンチャーは永遠ではない事例紹介の後に、中国へ進出する手段を問われた際に実に7割がジョイントベンチャーを選択するとしていた。そこにブランディングの議論はなく、世界のエグゼクティブも日本と同じだなと感じた。IMDはそれを気づかせてくれる最高の環境であった。
LEGO CEOヨアン・ヴィー・クヌッドヅトープは招待公園で、最高の実践には最高の先生が必要だと語っていた。その気付きのポテンシャルを育ててくれたのはNUCBであり、日本もまだまだ捨てたものではないというマインドセットを持つに至った。このイメージはIMD調査の競争力ランキングで日本企業がトップ5のうち3社を占めている事からも正しいといえる。
IMD日本代表の高津さんとも食事をさせていただき、参加者との理解の共有、日本人の英語でも興味を持って話を聞いてくれる実感の共有ができた。このような素晴らしい機会を是非とも継続させていきたいと感じたし、トレーニングの重要性を改めて感じた。
このようなチャンスを頂きました皆様に改めてお礼を申し上げます。

大阪校 マネジメント研究科 前川拓滋さん



・IMDビジネススクール
スイスに拠点を置き、『フィナンシャル・タイムズ』のエグゼクティブ教育部門のランキングで3年連続1位を獲得し、リーダーシップ教育おいてグローバル企業から高い評価を得ているビジネススクールです。

名古屋商科大学大学院からは、毎年6月に開講される6日間の短期集中MBA(OWP)への参加が可能です。
OWP(Orchestrating Winning Performance)は、グローバル・リーダー育成のための短期集中型履修証明科目で、多くのMBAホルダーが参加しています。