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MBA留学レポート① "EMLYON ビジネススクール サマースクール"

#フランス

フランスにある提携校、EMLYON Business Schoolで開催されました約2週間のサマースクールへ本学マネジメント研究科に在籍中の石嶋さんが参加されました。留学レポートが届きましたのでご紹介いたします。

2015年6月2日-12日 参加レポート

エピローグ

EMLYONがあるEcullyは、リヨンの市街からバスと電車で40分くらいのところで歩いて10分のところにカルフールのショッピングモールがある以外は何もなく勉強するには非常にいい環境だ。
わたしはキャンパス内の寮に宿泊していたが、本当にいわゆる学生寮、ベッドと机があるだけの部屋で、キッチンは共同、食器からなにから自分で用意しないといけない。わたしは管理担当の方のご好意でフライパンなどを貸してもらえたが、本当は自分できちんと用意すべきだった。そういうところの確認も必要だったと思う。初日はどこで買い物すればいいのかもわからなかったので、日本から持って行っていた食べ物が役立った。
リヨン市自体、フランスで3番目の都市といいながらもこぢんまりとしていてそれほど商業色も強くなく、のんびりした街という印象だった。が、物価は高い。夕食など、ちょっとしたサンドイッチと飲み物で20 ユーロ(1 ユーロ=145 円)くらいになってしまう。


夏休み中も学生で賑わう食堂

クラスルーム

クラスには13人の学生がおり、トルコ、アメリカ、イタリア、オランダ、ブラジル、イギリスなど、国籍は様々。講義の内容はもちろんだが、グループディスカッションをすると、各国の学生がどういうふうにソリューションを考えるのかの違いがあって、とてもおもしろい。13 名の参加者のうち、現役の社会人でしかもアジア人はわたしひとりだったので、いろいろな意味(年齢など)でギャップがあり、参加者とまず仲良くするのが結構大変だった。
何人かとは将来の目標に関して話をする機会があったが、思ったより「起業したい」とか、「経営に携わりたい」という声は聞かれなかった。それより、「とにかくいい会社に就職するために、MBA」という雰囲気だった。どこの国でも就職活動は大変そうで、欧米では新卒でもMBA を持っていて当たり前、のようなことになっていくのかもと思った。トルコからきた学生はパキスタン人で、25 歳のときすでにコンサルティング事務所を立ち上げているというが、将来的には国全体の教育システムに関連する仕事がしたいと言っていた。パキスタンには行ったことがないが、ビジネスチャンスも多そうである。EMLYON も学生の就職先の仲介には力をいれているそうで、実際校内でもたくさん求人案内の張り紙を見た。

講義

講義の内容に関しては、なかなか日本で触れ合う機会のない内容であり、今回のサマースクールでの教授および学生からのインプットが非常に勉強になった。
しかしながら、自分の英語力のなさというか、英語でのディベートになかなか切り込んでいけないことが非常にもどかしかった。もっとこういうトレーニングをする必要があるなと実感した。
設備、講義の内容や教授の質など、基本的には名古屋商科大学ビジネススクールの方がいいかなと思うことの方が多かった一方で、英語でのディベートになれるということについては、だいぶ劣等感を感じた。わたしの訓練不足、と言ってしまえばそれまでだし、日本で「全講義を英語でやる」といったらなかなか人も集まらないのかなとは思うが、名古屋商科大学ビジネススクールでももっと英語でディベートをするような機会があればいいのではないか。
他の参加者は、ネイティブスピーカーでなくても、彼ら彼女らの学校の講義は全て英語で行われているため、英語で意見を言うこともレポートを書くこともほぼ問題ないようだった。
2週間、非常に充実した生活を送ることができたし、さらにがんばらなければという気持ちになれた。


講義風景

東京校 マネジメント研究科所属 石嶋 桃子さん

名古屋商科大学ビジネススクールの交換留学

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