アブストラクト

ソフトバンクは1981年の創業から30年を経て、現在では国内インターネットのNo.1企業として、一方では国内第三位の携帯電話会社としてのポジションを確立した。そして今後、傘下の移動体通信（携帯電話）事業、固定通信事業、ブロードバンド・インフラ事業、インターネット・カルチャー企業という事業のポートフ ォリオを活かして、新たな競争にどの様に立ち向かうべきかという課題を抱えている。その中で2011年2月に出資を発表した「PPTV」というインターネットTV サービスのビジネスモデルを取り上げ、ソフトバンクはその事業において成功を収められるのか、そしてこの事業がソフトバン クに新たな成長をもたらすのかを検討するケースである。

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