アブストラクト
多くの私立大学と同様に、これまで大同学園が発展してきた理由は、学生の大学入学希望に対して供給が少ない「売り手市場」を背景にしたものであった。今後は、少子化により18歳人口が減少し、市場縮小が容易に予測される。高等学校卒業者の進学率は上昇傾向であるが、18歳人口の減少をカバーするには至らず、むしろ、入学試験の洗礼を受けない学生が増加するため、学力低下が指摘されている。また、大学間の競争は激しくなり、大規模有名校と中小規模の大学の差は開く一方である。本ケースは、このような状況の中で、中小規模である大同大学を設置する大同学園が、持続的発展を遂げるため、様々な可能性を探るケースである。
詳細情報
ケースID | 11-1083 |
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登録 | 2011 |
業界 | 高等教育機関 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 34 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |