dip 2012
アブストラクト
dip株式会社(以下、dip)は、現CEOの冨田が1人で立ち上げたベンチャー企業である。業界初のインターネット・モバイルによる求人情報提供サービスを創り上げ、起業して7年で上場。14年経った現在、従業員615名、売上約100億の企業へと成長を遂げた。ベンチャー発としては、日本国内でも数少ない成功企業で一つである。2004年にサイトオープンしたアルバイトの求人情報提供サービス「バイトルドットコム」は、市場参入後発ながらも、インターネット・モバイルに特化したサービスを提供したことにより、アルバイトの求人広告業界第3位のポジションにまで上りつめた。本ケースは、dipの売上において7割の以上の売上比率を占める「バイトルカンパニー」が、今後更なる成長を目指すため、さまざまな可能性を探るというケースである。本ケースには、dipの取り扱うサービス群が登場し、それらに関連してdipのサービスを利用するユーザー(求職者)、クライアント(顧客)、人材サービス産業に関連する外部環境間の関係性が取り上げられている。主人公であるCEOは、インターネットの特徴を前提にして、アルバイトの求人広告市場のポテンシャルをどのように考え、どのようなビジネスモデルを立案・比較評価し、マーケティング戦略を遂行するべきであるか検討する。
詳細情報
ケースID | 12-1017 |
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登録 | 2012 |
業界 | 職業紹介業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |