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カミンズジャパン 2012

#外資系子会社 #M&A #組織風土


アブストラクト

カミンズジャパン株式会社(以下「カミンズジャパン」)は、2002年にM&Aによって設立された企業である。組織風土は、旧小松製作所(現「コマツ」)とCummins Inc.(以下「米国カミンズ本社」)のそれぞれに見られるふたつの要素をもち、各ユニットで異なり一概でない。社員の勤務年数と平均年齢の上昇に伴い、組織活性化や若手育成への懸念が高まる一方、2011年3月に発生した東日本大震災の影響により、2011年度はカミンズジャパン過去最高の売上高8千万ドルを記録した。この大震災の影響は一時的なものであったが、米国カミンズ本社は今回の過去最高売上高を更に越えた目標達成値を提示してきている。また、カミンズジャパンは組織拡大の傾向にありそれに伴いビジネスが複雑化してきており、各ユニットで規定や業績賞与プランが異なり統一されておらず、部分最適の傾向が強い。このような背景のなか、現在のカミンズジャパンの人事組織マネジメントにおける課題と解決策について検討する。なお、検討にあたりカミンズジャパンの永年勤続社員や、競合他社からの中途入社社員へのヒアリング調査などをもとに、様々な視点からの発想を踏まえ検討する。

詳細情報

ケースID 12-1065
登録 2012
業界 ボイラ・原動機製造業
分析領域 総合経営
ページ数 40
言語 Japanese
ティーチングノート あり