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共栄鋼材 2013

#ファミリービジネス #グローバル展開 #組織論


アブストラクト

共栄鋼材は創業以来、日本の鉄鋼産業と自動車産業の急速な発展と共に、また創業者である故・松本健一氏と、二代目の代表取締役古銭博之社長の賢明な経営で60年に渡って成長し続けてきた。しかし、創業60年という節目を迎えた今、同社を取り巻く経済環境は創業時と大きく異なり、グローバル化の波に飲み込まれ、激しく変化していた。また、自動車産業はほとんど海外へ移転し、国内に根を張り定住してきた鋼材加工販売を生業とする共栄鋼材にとっては、極めて厳しい環境の下に置かれていると言わざるを得なかった。このような厳しい環境の下で、共栄鋼材は国内事業を守りつつ、海外進出せざるを得ない状況になっていた。定年に近づいた古銭博之社長は今後グローバル企業への変革を目指し、海外進出に対応できる組織・人材をどの様に育成するのか、または次の後継者をどうするのか重大な経営課題を抱えている。

詳細情報

ケースID 13-1082
登録 2013
業界 その他の鉄鋼業
分析領域 総合経営
ページ数 20
言語 Japanese
ティーチングノート あり