アブストラクト
本ケースのメインテーマは、アントレプレナーの立場で考える中小企業の存続要件である。創業者である保田は、なぜ東北の片田舎で始まった小さなダイビングショップを国内最大手のウェットスーツ・メーカーにまで成長させることができたのか。そして、新市場を開拓しなければ縮小均衡に向かわざるを得ない状況となった今、保田に頼らずとも新規事業を力強く遂行できる自立・自律した組織をつくり上げるにはどうすればよかったのか。これらの答えを踏まえながら、経営リソースが限られる中小企業が、外部環境の変化に対応しながら存続していくためには、持続的成長を優先し戦略ありきでそれを実行できる組織・人を育成すべきなのか、それとも生き残ることを優先し組織・人ありきで実現可能な戦略を考えるべきなのか、その選択を問う。
詳細情報
ケースID | 14-1021 |
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登録 | 2014 |
業界 | その他のゴム製品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 45 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |