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New Corp 2014

#グローバル展開 #商品戦略 #中小企業経営

アブストラクト

New Corpは道路情報表示板と検査装置の2つ事業を中心で1958年設立して以来順調に成長してきたが、2005年以降、官公事業での談合摘発によって創業一族が退き、業績不振に直面した。研究所を母体にした検査装置事業はAOIとX線の2つ製品群を抱えながら、商品ラインアップ更新遅れ、さらにリーマン・ショック以降、競合の巨大化や主要顧客海外移転に直面し、経営危機に落ちいた。主人公は状況を分析し、会社のあるべき商品ライン、ターゲット市場に提言する。本ケースはA、B、Cの三つ小ケースに分けた。ケースAはNew Corpの歴史、組織、事業内容を紹介し、検査装置事業部を特に取上げして、そのバリューチェーン、製品の特徴、競合、所在業界の状況及び顧客好み変化を記述し、経営の行詰まりを浮き彫りにして、ケース主人公はこの状況の中、半導体業界に出会い、既存技術を活用して半導体に全面展開を提案にまとめようとした。ケースBは主人公が提案しようとした半導体業界の勢力図及び技術トレンドをまとまった。日本勢が衰退一途で、アメリカ、韓国、台湾はスマホ関連の波に乗り、成長をし続けていた。特に台湾勢は欧米の成長と異なり、水平分業で成功を取っていた事を今後も成長を予想されるため、狙うべき市場と考える。技術トレンドとして、スマホやタブレット登場で、省電力及びコンパクト化を実現したのがTSVとマイクロバンプの運用が本格化になる。新技術運用で、検査方法は課題だったが、主人公はNew Corpが半導体最大手との長い付き合い中、培ったノウハウで課題に勝負できると想定し提案をまとめた。ケースCは主人公がNew Corpが直面した課題をまとめ、会議の場で提案を発表した。会社もそれを理解し、半導体に通用する装置、体制を整えるようになった。提案は成功したように見えるが、New Corpは体質問題も抱えており、人材不足等課題も直面しているため、なかなか進まない現状もあり、主人公の戦いはこれからも続く。

詳細情報

ケースID 14-1040
登録 2014
業界 電気計測器製造業
分析領域 マーケティング
ページ数 33
言語 Japanese
ティーチングノート あり