アブストラクト
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は大衆車メーカーとしてついに2014年、販売台数で世界一となった。しかし各地域の状況を見ると、トヨタの業績は北米と日本に依存しており、今後特に成長著しいといわれる新興国地域の中国・インド等や、自動車の歴史が長い欧州地域ではシェア上位に入っていない。本ケースは2014年6月時点を舞台に、創業家一族出身であるトヨタ社長の豊田章男を主人公とする。そもそも自動車産業がどのようなものかを描写してベースの理解を整理した上で、マーケティング上の課題であるレクサスのブランディングと新興国の超低価格車戦略につき、その方法を探るというケースである。
詳細情報
ケースID | 15-1047 |
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登録 | 2015 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 23 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |