アブストラクト
オリックスは、1964年4月17日にリース会社として誕生し、厳しい競争環境のなか事業基盤を確立していく過程で、リースの持つ「金融」と「モノ(物件)」という2つの側面の専門性を積み上げてきた。これらの専門性を高めつつ、リースに近接する事業分野へ進出し新たな専門性を身につけ、さらに隣接する分野に進出するという形で事業の多角化を進めてきた。現在、6つのセグメントで構成された各事業部門とグループ会社は、親会社、子会社の区別なく、1つのグループとして連結経営を行っている。個別の事業が独自の強さを持ちながら、チームワークにより重層的に結びついていることがオリックスグループの強みとなっている。その成長を支える原動力は、「自らの足で立つ」、「新しい可能性に挑戦する」という創業以来の2つの考え方にあり、常に現状にとどまらず、あらゆる可能性を考えて新しい分野を切り開いていく考え方は、宮内義彦(現 シニア・チェアマン)引退後もオリックスのDNAとして役職員に脈々と受け継がれている。
詳細情報
ケースID | 15-1084 |
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登録 | 2015 |
業界 | 各種物品賃貸業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 23 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |