飯田グループ 2016
アブストラクト
酒類業界は、激動の時代を迎えている。断続的に起こる規制緩和や、酒類需要の縮小が進む中で、業界は大手メーカーのシェア争いが引き起こした、激しい価格競争に埋没している。そのような価格競争に陥りやすい体質の酒類業界にあって、飯田グループは、「三方よし」の経営理念のもと、差別化の工夫や、多角化の妙によって、強い経営体質のグループ企業を築いてきた。本ケースでは、当企業が中期計画の2年目を迎える中、主人公の山田が、多角化戦略のポリシーを再定義して、次の具体的な展開を導き出す姿を描く。また、戦略の実行段階で、主人公が直面する、人材育成や組織面の問題についても合わせて論じる。
詳細情報
ケースID | 16-1025 |
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登録 | 2016 |
業界 | 食料・飲料卸売業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 24 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |