アブストラクト
低労働コスト型の製造拠点への工程移管によってコスト競争力を向上させる戦略は、企業に持続可能な成長をもたらすのか。かつては中国に駐在し、現地生産を軌道に乗せることで充実していた主人公だったが、帰国は日本の生産縮小を目の当たりにして、ヤマハの持続的な成長に確信が持てなくなっていた。ヤマハは、長い歴史の中で培ってきた技術と感性を新しい時代に向けてどのように発信してゆくのか。それはヤマハ株式会社が音・音楽のリーディングカンパニーで在り続ける為の最も重要なテーマのひとつである。本ケースでは、先人たちの意思を継承したヤマハが、今後はどのようにして持続可能な成長を実現するのかを明らかにする。
詳細情報
ケースID | 16-1105 |
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登録 | 2016 |
業界 | 楽器製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |