アブストラクト
1954年に原子力研究開発予算が国会に提出されその開発がスタートして以来、東芝原子力事業部は日本の原子力発電の発展に寄与してきた。 しかし、2011年3月11日の東日本大震災の影響により発生した福島事故、2015年に発覚した不正会計問題により、東芝原子力事業部を巡る環境は大きく変化した。 本ケースは、外部環境、内部環境が急激に変化、悪化していく中で、主人公が原子力を生涯の仕事として選んだ初心を貫き、人々の安全で安心な生活を維持する将来のエネルギー源確保のため、どのように原子力事業部を経営すべきかについて述べている。更に、多数の部下の原子力に掛ける想いを受け止め、どのようにリーダーシップを持って部門を運営すべきかについても読者に問いかけている。
詳細情報
ケースID | 17-1072 |
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登録 | 2017 |
業界 | その他の技術サービス業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 30 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |