アブストラクト
製薬業界を取巻く環境は近年大きく変化している。ブロックバスターと言われた大型新薬は相次いて特許切れを迎え、大型新薬創出のための疾患標的分子は枯渇している。一方、高齢化に伴い本邦での医療費は増加の一途である。患者の医療への参画や、医薬品の安全性への関心も高まっている。昨今の製薬業界における倫理的課題からも、医療関係者と製薬業界との関係の適切さや透明性に対して、社会から更に厳しい目が向けられるようになった。このような環境の中、研究開発に主軸を置く製薬企業であるグラクソ・スミスクラインはどのように持続的成長を遂げれば良いか考察した。
詳細情報
ケースID | 17-1083 |
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登録 | 2017 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 34 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |