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バスティン社 2017

#内部統制 #コーポレート・ガバナンス #人材マネジメント

アブストラクト

2017年、売上世界第1位の製薬会社であるバスティン社は、今後のバスティン社の成長を牽引すると期待されているがんの薬剤デヤンスの日本での上市を2018年に控えていた。しかし、日本では業界規制の厳格化、病院でのMRの訪問規制等の影響を強く受け、医薬品の適正使用情報の提供や伝達、収集、プロモーション活動が制限されていた。さらに、がんの薬剤を扱うオンコロジー事業門は主要メンバーの相次ぐ引退や流出、社内ルールの厳格化によって、営業力低下を招いていた。本ケースは、厳格化された規制や逆境の中で、コンプライアンスと利益のジレンマに苛まれているバスティン社の行く末と製薬業界のあるべき姿を探るケースである。

詳細情報

ケースID 17-1111
登録 2017
業界 医薬品製造業
分析領域 リーダーシップ
ページ数 30
言語 Japanese
ティーチングノート あり