大口屋 2018
アブストラクト
「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」の連鎖をダニエル・キム教授は「組織の成功循環モデル」として紹介した。仮に、「思考の質」と「行動の質」との連鎖が分断された場合、経営者はどのような打ち手をもって、これに対処すべきかを検討する。半世紀前から成熟市場とされてきた和菓子業界における老舗、大口屋七代目当主が繰り出す打ち手は、組織の成功サイクルを駆動させ得るか。大口屋七代目当主は、創業二百年の暖簾の重みに耐え、看板商品の麩饅頭「餡麩三喜羅」を発展させ、次の百年の施策を練っている。本ケースは、いかなる環境下においても、持続的な成長を担保する施策を検討する。
詳細情報
ケースID | 18-1015 |
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登録 | 2018 |
業界 | 菓子・パン小売業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |