ジョンソン・エンド・ジョンソン 2018

アブストラクト

2012年にジョンソン・エンド・ジョンソンは、整形外科インプラントメーカーであるシンセスを買収し、自社の既存事業部であったデピューと合併させ、整形外科領域において世界最大のメーカーが誕生した。整形外科領域においてはメーカーが製品貸出をベースとした特殊なビジネスモデルが普及しており、外部環境の変化と事業合併という大きなイベントが既存のビジネスモデルにどのような影響を与えるかを考察する。また、環境変化によりビジネスモデルの改革が迫られ、改革を実現させるためには組織変革が必要である。組織変革を持続可能なものにするためにはどのような段階を踏むべきかを検証する。

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