アブストラクト
中小企業は大企業と比較すると経営資源が限られ、営業利益が低く、生産性向上の設備投資も難しい。また、大企業の下請けになることも多く、材料や人件費の上昇に伴う費用を商品価格に転嫁することも難しい状況にある。このような中、国家的な中小企業支援政策が進んでおり、中小企業診断士もこの政策の延長線上にある。このような実情を踏まえ、当該ケースでは主人公の独立をテーマとしながらも、マクロ的な視点として国内の中小企業問題を、ミクロの視点では富山県という地方都市の問題を背景として描いている。ショートケースを用いて中小企業診断士活用の成功例と失敗例を示しながら、中小企業支援がどのようにあるべきかを問うものである。
詳細情報
ケースID | 18-1184 |
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登録 | 2018 |
業界 | 経営コンサルタント業,純粋持株会社 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 39 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |