アブストラクト
旭化成株式会社は多角化した日本の大手総合化学メーカーである。創業者の起業家精神のDNAを呼び起こすべく、米国企業を買収し、日米合同プロジェクトによる新事業立ち上げに挑戦することになった。しかし、魅力的な新市場に対して多くの競合が参入し、外部環境が大きく変化していく中、日米や企業文化のギャップを埋められずに様々な意思決定がなされ、プロジェクトが苦境へと導かれていく。なぜそのような意思決定がなされたのかを解き明かし、その打開策を考察することで、日本の製造業がグローバル体制で新事業を創出するためのKSFを導き出す。
詳細情報
ケースID | 19-1132 |
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登録 | 2019 |
業界 | 電子デバイス製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 35 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |