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クラレ 2019

#イノベーション #組織のサイロ化 #企業風土改革


アブストラクト

株式会社クラレはニッチトップ素材を多数持つ化学素材メーカーで、製品の独自性やビジネスモデルの強さ、営業利益率の高さ等からしばしば優良企業と評される。しかし同時にイノベーションの創出に苦心しており、近年はその手段として積極的に他社の買収を進めていた。そんな折、1人の中堅社員が社長宛にレポートを提出する。粗削りな内容だが独自の視点や調査が盛り込まれたレポートは、事業化を念頭に置いたビジネスプランコンテストの開催を提言して締め括られていた。本ケースは、中堅社員から社長へと一足飛びに出された提案を軸に、サイロ化に陥った企業におけるイノベーションの在り方を考察するものである。

詳細情報

ケースID 19-1155
登録 2019
業界 有機化学工業製品製造業
分析領域 総合経営
ページ数 30
言語 Japanese
ティーチングノート あり