アブストラクト
本ケースは、電炉メーカーコーラルブルー株式会社のグループの次代の経営戦略を立案する上で、子会社コーストライン株式会社の内部・外部環境について整理を行い、その現状の問題点と経営者が検討する新規事業について考察したものである。コーストライン株式会社は主力製品の溶接閉鎖型フープ出荷数量が2019年に関東市場トップになった。しかし内部環境においては経営イニシアチブが盤石でなく一連の組織的問題が生じていること、外部環境においては閉鎖的な商流が足かせとなり新規事業の策定が困難な状況となっている。コーストライン株式会社の代表取締役を主人公に、知覚品質の強化という観点から現在の閉塞感の突破口を探った。
詳細情報
ケースID | 20-1099 |
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登録 | 2020 |
業界 | 鉄鋼業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 25 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |