アブストラクト
企業文化は組織の求心力の源泉であり、イノベーション創造、競争優位性の源泉にもなる。しかし、組織の拡大や構成員の変化とともに企業文化は次第に風化していくと共に、旧時代に育まれた企業文化への固執は、時代や消費者の嗜好の変化とのズレを生み、時にイノベーションの足を引っ張ることにもなりうる。成長期から成熟期に移行する企業は、前時代に育まれた企業文化とどう向き合うべきなのか。企業文化を継承することは、企業成長、あるいはイノベーション創造にとって是なのか、否なのか。創業30周年を迎えたブックオフを題材に、企業文化とイノベーションの関係を明らかにし、本質的な組織変革の有り方を模索する。
詳細情報
ケースID | 20-1125 |
---|---|
登録 | 2020 |
業界 | サービス業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 39 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |