アブストラクト
高度経済成長期に、破壊的イノベーションの創出を目指して設立された基礎研究所の現在の姿を描く。事業と切り離された研究所は市場の動向に左右されない自由な発想での活動を期待されていた。現在、各種産業において、社会環境の変化と競争環境の激化にあわせた技術の多様化と開発サイクル短縮が必要となっている。企業は適応の方法を模索し始め、企業研究所はその役割を大きく変えるタイミングにある。本ケースは、技術者の想いが込められた「理想の研究所」の立ち位置の変遷を理解するとともに、将来にわたった存在意義を見出すためにどのような価値が提供できるか、人材をどの様に活用するべきであるかを模索するものである。
詳細情報
ケースID | 20-1164 |
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登録 | 2020 |
業界 | 自動車産業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 18 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |