CellSeed 2005
アブストラクト
CellSeedは東京女子医科大学の岡野教授が開発した、独特な培養方法で作成する細胞シートを技術の根幹とする再生医療製品を開発しているバイオベンチャー企業である。2004年に発表した培養口腔粘膜上皮細胞シートを用いた角膜上皮幹細胞疲弊症治療の論文は大いに注目された。しかし、2005年末、移植手術を担当していた西田先生が大阪大学から東北大学に移籍されることが決まり、臨床チームの再編が急務となった。そのような中、リヨン市民病院のダムール博士から、フランスで角膜上皮幹細胞疲弊症の治験を共同で進めたいとの申し出が届いた。そこで、社長の長谷川幸雄は今後実施する治験を日本で実施するのか、フランスでリヨン市民病院と共同で実施するのかの選択を迫られることとなった。
詳細情報
ケースID | 21-1103 |
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登録 | 2021 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 40 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |