アブストラクト
経営リソース制約が大きい中小企業の成長に至る過程でマネジメントの成功要因を、組織構造の視点から検討することをテーマとしている。自動車関連会社を展開する高須自動車は、二代目代表者のリーダーシップによって、インフォーマル組織から、集権的職能別組織へ変遷した。これまでファミリービジネスで経営を行っていたが三代目代表者を親族以外から選出し、非ファミリービジネスとなる。この過程において重要なことは、経営理念浸透と従業員のモチベーション維持であることが描かれている。地域密着型ファミリービジネスから上場目指し、組織原則及び組織成立要件が中小企業発展のための成功要因となり得ることを分析・考察するケースである。
詳細情報
ケースID | 22-1003 |
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登録 | 2022 |
業界 | 自動車 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 24 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |