アブストラクト
創業89年の東大阪のバネ工場の事業承継について。3代目の現社長62歳から長男32歳に8年後を目途に事業承継を予定している。昨年、三重県に総工費14億円の新工場を建設、工場移転をきっかけに事業承継を見据えた企業変革を目指している。現社長の長男として大阪バネ工業に入社した4代目の「事業承継のプロセス」を考察し、サステナブルな成長を続けるために現社長と後継者が中心となって果たすべき役割などを研究した。現状、新工場の建設資金を間接金融に依存したことにより財務内容が悪化、新工場の稼働率の向上、機能別組織の弊害など、サステナブルな成長を続けるために解決すべき課題は少なくない。
詳細情報
ケースID | 22-1054 |
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登録 | 2022 |
業界 | 製造 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |