三菱重工業 Space Business 2022(A)(B)
アブストラクト
宇宙ビジネス市場は、20年後、約80兆円にまで成長することが予想されている。米国を中心としたベンチャー企業の台頭により、ロケットによる衛星輸送価格が劇的に低下し、大手老舗重工業が支配してきたロケット輸送市場に破壊的革命が起きている。筆者が所属する大手老舗(通称Old Space)三菱重工業が宇宙ビジネス市場において、今後どのような競争戦略を打ちたてるべきか、台頭するベンチャー企業、通称New Spaceとの差別化、あるいは共生戦略をどのように図るべきか、更には、日本という国家が、将来のFrontierともいえる宇宙ビジネス市場においてどのような国家成長戦略を描くべきかを、本研究を通して問題提起を行いつ、複数の戦略の方向性を検討することをケースの目的とする。
詳細情報
ケースID | 22-1070 |
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登録 | 2022 |
業界 | 宇宙 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 40 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |