アブストラクト
武田薬品工業は近年最も急激にグローバル化を進めた伝統的な日本の大企業である。シャイヤーの買収を通じて日本の製薬会社で初めてグロバルメガファーマの1社となった。その裏では急激なグローバル化でひずみが生じ、社員の90%は外国人、経営幹部に日本人はほぼ不在となった。本ケースは日本企業のグローバル化の歴史、製薬業界の変遷を踏まえたうえで、武田薬品工業が急激に進めたグローバル化とは一体何なのかその実態にせまり、問題点を深堀し、真のグローバル企業となるための解決策を模索した。さらに、伝統的な日本企業がグローバル化を進める際の成功モデルを検討し洞察を得ようとした。
詳細情報
ケースID | 23-1018 |
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登録 | 2023 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 29 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |