岩澤誠一郎教授の記事が日経ヴェリタスに掲載
岩澤誠一郎教授の記事『証券会社、株安リスクも語れ』が、2019年3月3日発売の日経ヴェリタス「異見達見」に掲載されました。
記事の中で岩澤誠一郎教授は、証券会社のストラテジストが発信する株価予想が強気に傾きすぎており、特に実際には株価が下がる時に、株価下落を全く予想できていないことを指摘。セルサイド本位のあり方に警鐘を鳴らし、証券会社のあるべき姿として「顧客本位の業務運営」を希求すべきであり、その実現のためには、専門家たちがもっとリスクを語るべきではないだろうかと提言されています。
3/16(土)岩澤誠一郎教授によるセミナー開催(参加費無料)
『行動経済学で学ぶ、証券会社や銀行が教えてくれない資産運用』
第87回 エグゼクティブ・フロンティアセミナー
《開催日時》
2019年3月16日(土)14:30~16:30
名古屋校 (東京校および大阪校はサテライト中継)
《概要》
投資信託などの金融商品を買う場合、証券会社や銀行のアドバイスに従って購入するという人は少なくないでしょう。しかし金融庁の調査では、投資信託を保有する顧客のうち、4割の方が保有する投資信託の運用損益がマイナスになっているとのことです。どうしてそのようなことになってしまっているのでしょうか。そうならないためにはどうすればよいのでしょうか。そして、今、資産運用は何をどうするべきなのでしょうか。最近の行動経済学の研究を踏まえ、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
お申し込みはこちらから
岩澤誠一郎教授のプロフィール
専門は、金融経済学・行動経済学。
1987年野村総合研究所入社。証券アナリスト業務に従事。2006年から野村証券でチーフ・ストラテジスト。2010年にマネージング・ディレクター。2012年から名古屋商科大学大学院教授。2013年に同大学経済学部長に就任。International Review of Economics and Finance誌などに論文を発表。米ハーバード大学博士(経済学)。ビジネススクールでは「Behavioral Economics」「Corporate Finance」を担当。学生からの授業調査で、「アウトスタンディング・ティーチング・アウォード( Outstanding Teaching Award)」を3年連続受賞。