朝日新聞経済面に掲載されました
朝日新聞2016年4月19日(火)5面「波聞風問 -はもんふうもん- 」
朝日新聞経済面に、名古屋商科大学ビジネススクールが取り上げられました。「経営大学院強化 文系救うか」というタイトルで紹介されています。
名古屋商科大は1990年に経営大学院をつくり、10年前にAACSBを取った。認証を受けるのは国内ではほかに慶応大学だけ。名商大を運営する栗本学園理事長の栗本博行さん(41)は、「国内の多くの経営大学院は世界から遅れ、ガラパゴス化している」と手厳しい。
名商大は、企業の成功例や失敗例をもとに、学生と講師が議論を戦わせる授業をとくに重視している。
「スーパーファミコンはなぜ成功したのか」「新聞社のデジタル化のほころび」といった実践的なテーマで、商社や銀行などに勤めた実務経験のある教授たちが教壇に立つ。
実学重視の流れのなかで、文系の学部や大学院への視線は厳しい。ビジネススクール強化の取り組みが、「文系軽視」の風潮への、大学側のひとつの答えになることを期待したい。
記事本文より