2022年4月9日、名古屋商科大学ビジネススクールでは新年度春学期の最初の授業が行われました。この日、期待と希望に溢れた新入生とともに、本学初のHybrid授業対応教室がデビュー、英語MBAの授業には教室で対面による受講者18名と海外からLive Virtual受講者7名の計25名が「MBA Essential」の授業に参加しました。
このHybridによる授業実施にあたっては、ハーバード・ビジネス・スクールのHybrid型授業に着想を得て、これまで本学が蓄積した教育におけるDX推進のノウハウを活かしたHybrid用教室の整備が行われました。
本学教員は新型コロナ禍におけるLIve Virtual授業運営は対面授業と遜色なく参加者からの高い満足度で実施してきましたが、新たなシステムでケースメソッド型の授業をファシリテートすることは決して容易なものではありません。初めてのHybrid型授業を担当した横山研治教授は、授業開始早々は戸惑いながらも、初日午後からは卓越したファシリテーション・スキルで授業を展開しました。「MBA Essentials」の授業では、ケースメソッドにより、テスラと日産自動車の違い、EV市場に対するアプローチの違いについて、教室内の参加者と海外からの参加者間で、受講生と遠くカナダから参加した受講生でさまざまな意見が交わされるなど、Hybridで実現される象徴的なクラス討議となりました。