2022年度ケースメソッド教授法研修会が開催されました
2022年4月2日(土)、名古屋商科大学ビジネススクール名古屋丸の内タワーにて「2022年度ケースメソッド教授法研修会(PCL: Participant Centered Learning)」が開催されました。本学では毎年新年度の始めに名古屋商科大学学部および大学院の教員へのFD(Faculty Development)の一環としてPCLを行っており、ケースメソッドによる参加者中心型の教育をどのように行っていくのか、ケースメソッドによる授業の教材開発や運営方法等について理解を深めながらブラッシュアップすることを目的としています。今年度は50名を超える教職員が参加し、日本語トラックと英語トラックの2つの会場に分かれましたが、2会場とも同じプログラム内容で実施。各セッションに本学MBA教育で毎年高い授業評価を受けている教授陣が各Agendaに登壇し、午前中に、導入ガイダンス、基調講演が行われ、午後の部では、デモセッション、担当科目のシラバス、ケース教材準備、授業内での討論運営に関する事例紹介、最後に「リーダー教育とケースメソッド」をテーマとした総括講演で締めくくられました。特に、アウトスタンディング・ティーチングアワードを10年連続で受賞している長沢雄次教授が登壇の日本語トラックでのデモ授業には、日本ケースセンター長・竹内伸一教授やFD委員長・髙木晴夫教授も参加、参加者全員による実際の授業さながらの白熱した討論が行われました。英語トラックには本学教員に加えて2022年9月開校の国際高等学校(NUCB International College)の専任教員も多く参加、ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を高等学校の教育にも取り入れ、学力だけでなく国際社会で通用するリーダーシップを養成する同校の開校に向けて実践的な学びの機会となりました。