合同講義の最終日、もうあとひと踏ん張りです。
7月の三連休恒例、3キャンパス合同講義も残すところ2時間、学生さんも最後の追い込み中です。今日は一つ講義をご紹介します。
高野一彦先生の「Internal Control System & Risk Management」
近年、数多く発生している企業不祥事を例にとり、内部統制システムとリスクマネジメントの本質的意味を追求する講義です。
最終日の今日は、前の二日間で学んだ知識や企業事例を元に、シュミレーションをおこなっています。企業の役員になり危機に対応し経営判断を繰り返す、又は記者の役になりポイントを定めとことん追求する、トレーニングです。
スクリーン横の学生たち、ある企業の危機対応の対策会議の真っ最中。
「当社の正門の前にデモ隊が押し寄せて、○○商品を買うなと不買運動を訴えています!」と某企業の総務部長。
デモ隊は、
・○○さんをCMから降板させろ
・○○の販売を中止しろ と叫んでいます。
さてどうしましょう?
学生さんは実際に当事者になりきって対応、判断を行います。本学のケースメソッドの特徴は、明日から使える知識を身につけていただくことです。学んだことを実践して自身のものにすることができる、非常におもしろく、ユニークな講義の一つです。